まさに電球。というLED電球誕生。
LED電球の欠点の一つに、光が白熱電球のように広がらない為の違和感がありました。
私の家のリビングでは、去年の5月から今もシーリングにLEDとミニクリプトン球を交互につけているので、その違和感を解説します。
LED電球は、広がりの角度が約120度と狭いです。
だから、ダウンライトやスポットライトなどの器具に向いています。
白熱電球 LED電球
白熱とLEDを交互に取り付けています。
LED(左)とミニクリプトン球(右)
確かにランプの後方は暗いですね。
でも、私の家族の意見ですが、後ろが暗いのも意外とアジがあっていいね!と言います。
この器具に限って言えば、ランプグローブ(ガラス)の光の当たり方がグラデーションぽくなっていることが結構きれいなので、違和感を感じないという事なのでしょう。
このリビングにLED電球記事はこちらです。
LED電球をリビングに使おう!
はい、お待たせです。
パナソニックから、全方向(約300度)に明るいLED電球が出ました!
2011年3月18日発売予定です。
E26口金タイプの全方向型LED電球という、新開発技術でさらに白熱電球に近づいた感じです。
色は2色。昼光色(485lm)、電球色(390lm)で、定格寿命40000時間!
15~20年も長持ちしますね。
オープン価格ですが、実売2,600~3,300円程度でしょう。
これの最大ポイント、配光角度300度は、独自の設計を採用しています。
LED素子を電球の円周上に並べその上に2重構造反射板で、光を散らしています。
円周上の黄色の四角い粒がLEDチップです。
反射板は二重の構造なので「ダブルリフレクター」と呼んでいるそうです。微妙・・・
さすが、パナソニックさん。
満足することなくどんどん新しいモノを創造しますね。
私の感想は・・・
昼光色のほうは、お風呂のシーリング。電球色はフロアスタンドやダイニングテーブル上のペンダントに使えそうですね。あと、玄関灯など。
ただ、電球色はグローブの光り方にムラを感じました。
また、全光束(明るさ)は今までとあまり変わっていませんから、まんべんなく暗くなるのではと心配しています。
15年以上も内部の反射板が色あせないわけはないでしょうね・・・
総評としては、使ってみたいと感じてはいますが、E17口金タイプの登場を切望しますね。