感動するってこんなコト

伝説の公式戦、早稲田×早稲田 高校野球西東京大会 準決勝 神宮に響く「紺碧の空」

こんにちは、クラフトマン石橋です。

以前、私のもう一つのブログでご紹介していた記事ですが、動画再生回数が25,000回を超える反響だったので、ここで改めてご紹介したいと思います。

2010年 夏の高校野球 西東京大会 準決勝 早稲田大学高等学院vs早稲田実業

スポーツ推薦などない早稲田大学高等学院が快進撃、56年ぶりの夏の大会ベスト4から、決勝戦を掛けた相手がなんと甲子園常連校である早稲田実業となり、41年ぶりの早早対決となった。

写真で判るように、両校のユニフォームはほとんど同じデザイン。
伝統の応援歌も、ともに「紺碧の空」(こんぺきのそら)である。

試合の争点は、早稲田大学高等学院のエース投手 千葉くんが強力打線の早稲田実業をどれだけ封じ込むことが出来るかに掛かっていた。

試合中、応援のハプニングがあった。
早実応援団が早稲田大学の校歌である「都の西北」を演奏し出したのである。途端に、学院側から大ブーイングが上がったのだ。
なぜなら、「都の西北」は、学院の校歌でもあるからだ。
「早稲田、早稲田、早稲田。」の日本一有名な校歌は、早実のモノではなく学院の勲章なのだ。
誤りに気付いた早実側の演奏は途中で中止された。

試合は、早実がリード。
点が加わるたびに「紺碧の空」が早実応援スタンドから熱唱され、学院側スタンドは苦渋の表情となる。

相手校から聴く「紺碧の空」はきつい。

こちらも黙ってはいられない。
学院が四回に反撃。ここぞとばかりに「紺碧の空」を唄い返す思いで大合唱する。

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しかし、ここまで頑張ってきた学院エース千葉投手も連戦の疲れのためか生命線である変化球が決まらず6失点し途中交代。そして惨敗となってしまった。

この映像は、試合決着直後、どこからとなく「紺碧の空を唄えぇー!」と、選手の引き払ったばかりのグランドに誰一人帰る雰囲気がなかった応援席から発した言葉に、

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ブラバンが演奏を始め、お互いの肩を組み、早実スタンドまで合唱に加わりだして、神宮の杜に「覇者、覇者、早稲田」が鳴り響いた瞬間です。

スタジアムは、なんともいえない一体感に包まれていました。

 

都の西北(6回ウラ)

 

この後、早稲田実業は決勝でも快勝し、みごと甲子園出場を果たしました。

craftmans

PM・マーケティングを生業として、商空間作りが専門。 趣味でDIYアドバイザーや住宅電化アセッサーの資格を持つDIYer。 自宅のウッドデッキを3回作る。 新しい商業施設が好物。 DIY/手作りウッドデッキ/IKEA/一級建築施工管理技士/台湾/伊豆七島 新島/ラブラドール/北海道釧路市出身。週末はDIYと買い物と食べ歩き。

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