「エバーレッズ」まさに電球。というLEDの実力は?
パナソニックから、全方向(約300度)に明るいLED電球、
EVERLEDS LDA7LG [電球色]
EVERLEDS LDA7DG [昼光色]
が新発売されましたが、先日、現物を見てきました。
口金:E26 全光束:390lm 光色:電球色相当 定格寿命:40000時間 外径×長さ:60x112mm
LED電球の欠点の一つに、白熱電球のように光が広がらない違和感がありました。
従来品には、ランプグローブにムラがあります。
今までのLED電球は、広がりの角度が約120度と狭いためです。
だから、ダウンライトやスポットライトなどの器具にだけ向いています。
私の家のリビングでも、去年の5月から今もシーリングにLEDとミニクリプトン球を交互につけているので、その差が判ります。
白熱と従来品LEDを交互に取り付けています。
LED(左)とミニクリプトン球(右)
確かにランプの後方は暗いですね。
でも、私の家族の意見ですが、後ろが暗いのも意外とアジがあっていいね!とも言います。
この器具に限って言えば、ランプグローブ(ガラス)の光の当たり方がグラデーションぽくなっていることが結構きれいなので、違和感を感じないという事なのでしょう。
このリビングにLED電球記事はこちらです。
パナソニックの、全方向(約300度)に明るいLED電球は、この違和感を解消しました。
いろいろと使用できる範囲が広がった感がありますね。
写真のように、光ムラはほとんど感じませんでした。(^^♪
ですが、残念ながらちょっと明るくありません。
従来品のパナソニックLDA6LE17と同じ明るさ(全光束390ルーメン)で、配光角を拡げたのだから当然ではありますが、白熱電球30Wと同等程度の明るさに留まっています。
390ルーメンという全光束値自身はLED電球の中ではハイレベルですから、この数値を劇的に向上させるのは難しいと考えます。
その最大の理由は「熱」との兼ね合い。
無理して明るくすれば発熱量が増えますので、LEDは著しく寿命が短くなります。
私の知識では80℃が限界です。ですから、このLED電球は60~70℃位で抑えていると思います。
多分、しばらくは明るい広配光角のLED電球は出てこないでしょう。
30Wの電球を使っていた方には問題なくオススメですね。4万時間の寿命は魅力です。
オープン価格ですが、実売2,600~3,300円程度でしょう。
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